ＤＴＭというものがあるみたい。
なんとなく言葉は聞いたことあります。
「デスクトップミュージックのことですよ」と昨日教えてもらいました。
「打ち込みとも言います」
なるほど、それはなんとなく知っています。
実際の演奏を録音するのでなく、パソコン上で音楽を作ってしまうことですね、きっと。
その方がおっしゃるに、その世界にすごい人がいて、昔その人にあこがれて「ＤＴＭ」をやっていたとのこと。
その人は MISIA の "Everything" も担当したって。
「あの曲のドラム、打ち込みなんですよ」
「え！ あのドラム打ち込みなんですか！？」
それを聞いてぼくはすぐさま聞き返しました。
完全に、優秀なドラマーが実際に叩いてるんだと思っていました。
そのＤＴＭの神は、ドラムの音をきちんとサンプリングするところから行っているとのことで、だからあの音源の用に生々しくなるんだと思いました。
というかそれはもはや、その人がドラムを演奏したようなものでは？
前に YouTube であるアコースティックな音楽を聴いていたら、何回か聴いているうちに「なんかこのウッドベースの音、違和感がある」って思ってよくよく聴いてみると「これは生音じゃない、打ち込みの音だ」って気づいたことがあります。
でもぱっと聴きまったく分からなかったです。
しかし音楽、すごく進化してますね。
進化とは違うかな？
でもそのＤＴＭの神はドラム叩けないらしいので、面白い話です。
このデジタル化の流れは、一見すると演奏家の仕事を奪っていくようにも感じられるかもしれませんが、「演奏すること」がより本来的な、純粋なものに向かっていると捉えることもできそうです。
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