■ 左手の脱力について

ウッドベース(コントラバス)は左手で苦しむことがとても多いと思います。

 

弾いていると親指の付け根が痛くなったり、前腕が乳酸がたまってパンパンになってきますよね。とても音楽を楽しめる状況ではなくなります。

 

ただ同じ痛みでも、指先の皮膚が破れるのは通過儀礼だと思います。僕もよく破れて次の日弾けないという状態になりました。そのうち硬くなって破れなくなります。

 

また手首や指の関節が痛い場合は即刻練習を中止すべきです。とても良くない状態です。痛みが引いてから奏法を改善しましょう。

 

さて左手については僕もとても苦しみました。散々色んな人に訊いて回りましたし、有名ベーシスト(クラシック含む)の左手を動画で研究しました。ちなみに僕の握力は平均以下です。

 

結果現在、左手はほぼストレスフリーで演奏しています。「ほぼ」と書いたのはまだ完成していないと考えているからです。「ピッチ」と「脱力」は恐らく一生かけて研究する課題なんだろうなと感じています。クリスチャン・マクブライドの発言やゲイリー・カーを観察していてそう感じます。

 

 それで肝心の左手の脱力についてですが、ヒントを少し書いてみようと思います。言葉だけでは伝わらないトピックかもしれませんが、何か得るものがあればと考えます。

 

まず左手の親指に頼らないで押弦ができないかと考えます。ハイポジションにおいては親指を使わず押さえますが、これがヒントになるはずです。ハイポジションを押さえている時の自分を観察してみましょう。

 

次に左腕の重さを押弦に使えないか考えてみましょう。僕は例えばハーフポジションなどの時にはネックにぶら下がっているように押さえています。

 

また左手以外はリラックスできているでしょうか。例えば右手が力むと左手も力みます。この点もとても重要な要素だと思います。

 

上の3点はとても重要な研究課題だと思います。またそのうち細かく書きます。

 

 

Written by 高間康弘 (Jump to YouTube)

 

 

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