■ 心と音と

the mind and the sounds

("Send In The Clowns" asacotrio-2011)

高間はめったに映画を観ません。前回借りてきたのは何年前だろう。映画館にいたっては10年以上行っていません。なのになぜか急に映画を借りたい気分になって、なんと「ガンジー」を借りてきました。お、重そう。3時間もあるし。

 

でももともとドキュメンタリー的なものが好きで、テレビでは良く観ていました。一番好きな番組は「BS世界のドキュメンタリー」というNHKの番組です。ご存知でしょうか。今のところこの番組を知っている人に会ったことがありません。さみしい。

 

さらにこの番組で一番印象に残った回は、中国の山奥に手紙を届ける郵便配達員を記録した映像でした。数日かけて、文字通り山を越え谷を越え、山奥の小さな村に手紙を届けます。届ける先は、例えば字の読めないおばあちゃん。配達員は一緒に手紙を読んであげます。内容によっては一緒に涙することもあります。優しい配達員だなあと。あの回はまさしく神回でした。

 

音楽に関係ない話、とは僕は考えていません。やっぱり人のすることですから、その人の学んだこと、考えていることが音になって現れると思います。

「ガンジー」を観たあとで僕はどんなことを考えているんだろうなあ。

 

高間