強敵、おたまじゃくし!
ベーシストの皆さん、楽譜は上手く読めているでしょうか。苦手な方もたくさんみえるのではないかと思います。タブ譜はいけるけど音符はちょっとなあ、と。
読めた方がいいのは分かっていても、なかなかがんばる気になれないですよね。かく言う僕も昔は全く読めませんでした。完全タブ譜オンリー。
楽譜が読めると、いいことがいくつかあります。
まずクラシックの教材を練習することができます。クラシックの教材は楽器の練習にとても効率が良いです。
またセッションなどで渡されるリードシート(メロディ譜、コード譜)のテーマメロディの部分も練習することができます。テーマの練習はけっこう重要だと思います。
あとジャズの市販のコピー譜なども大概タブ譜は付いていないのではないでしょうか。
さてそこで、どうやって音符を読めるように特訓するか、ということになりますが、僕は次のように克服しました。
「音符をすべてタブ譜に書き直す」
やってみると分かりますが、けっこう大変な作業ではあります。ただこの方法は良い点をいくつか含んでいます。
・タブ譜に直す過程で一度は音符を実際に読むことになる
・できあがって弾くのを想像すると楽しみで、そこそこはかどる
・大変な作業なので、タブ譜をやめて音符だけの譜面に移行する動機づけとなる
タブ譜から抜けられないでいるベースの方はぜひ試してみてくださいね!
高間